北条海岸写真撮影にすっかりはまってしまいました。ワインは「私の人生の全てだ」と言ってもいい過言ではありませんが、最近ワインライフの隙間に少しずつ写真を押し込んでいます。過去には「時間ないから」と自分に言い続け、言い訳をしていたので、写真を撮る機会が少なかったのですが、最近は頑張って時間を作っています。やはり、時間は「あるもの」ではなく、「作るもの」なんです。
子供の頃なんども聞いた諺があります。「Cine se scoală de dimineață, departe ajunge / チネ・セ・スコアラ・デ・ディミネアツァ・デパルテ・アジュンジェ」という諺です。ルーマニア語で「早起きする者は、遠くまで旅出来る」という意味をします。この諺をモットーにし、写真撮影のための時間も作ることを心に決め、通常より早起きをし、天候状況を問わず、カメラとワインを持参し、旅立ちます。晴れでも、雨でも行くことにしています。
今回の行き先は千葉県館山市の北条海岸。横浜から、道が混んでいなければ、1時間半ぐらいのドライブです。天気が良く、富士山も見える期待をしていましたが、ほとんど見えませんでした。富士山の写真を諦め、黄昏の綺麗な光を使って、ワイングラスとワインをメインに撮ることにしました。
まずは、写真スポットを求め、偵察歩きをしてみました。
良い感じの水溜りを見つけたので、そこで夕焼けを待つことにしました。同じところに二人のかっこいいバイカーがやってきました。とても気持ちよく挨拶してくれましたので、しばらく会話をし、本当に楽しい時間でした。偶然の出会いでしたが、またいつかどこかで会いたいなと思いました。
お二人のバイカーさんとお別れをしたら、何枚かのワインとワイングラスの写真を撮ってみました。
暗くなったところ、少し富士山の姿も見えるようになりましたが、光はとても少なかったので、カメラを地面に置き、シャッタースピードを遅く設定しました。シャッタースピードが遅いとジッとしないといけないので、ちょっと大変でしたが、大きなブレがなくインスタグラムで使える写真は何枚か撮れました。
今回持参したのはシングラリスのワイングラスと新しく入荷したジドヴェイワイナリーの「トラディショナル フェテアスカ・レガーラ 2017年」。帰りはドライブをしないといけなかったため、飲むことが出来ませんでしたが、外観と香りだけの報告をしたいと思います。
輝きのある淡い金色を持ち、とても健全であることが一目で分かります。香りはとにかくフレッシュ。フローラルのニュアンスが目立ちますが、デリケートで、優しく、上品。アカシアの花、青リンゴやライムのニュアンスが強く、早く飲みたい気持ちになってしまいます。家に帰ったら、鶏肉のグリルとフレッシュタイプのチーズとマリアージュさせたい感じでした。
写真をインスタグラムにもアップ致しますので、良かったらフォロー下さい。
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