(1) 香りの強いものを身につけないこと
ワインの試飲会では、たくさんのワインの香りを楽しんで頂き、ご自分の好きな香りを見つけて欲しいと思います。
その場で香りの強い香水やハンドクリーム、制汗剤などを使用していると、ワインの香りが鈍くなり、正しい香りを感じる事ができません。お互いに確かなワインの香りを楽しめるように、強い香りがするものを身につけないようにしたいですね。
その場で香りの強い香水やハンドクリーム、制汗剤などを使用していると、ワインの香りが鈍くなり、正しい香りを感じる事ができません。お互いに確かなワインの香りを楽しめるように、強い香りがするものを身につけないようにしたいですね。
(3) ワイングラスは脚を持とう
ワイングラスのボディー部分を持ってしまうと、ワインの温度が上がったり、グラスに指紋が付いたりします。ワインの試飲は味わいだけでなく、色彩もとても重要です。ワインの色はどのような産地で造られたか、どのように熟成されているか等、テロワールを読み解くキーポイントになります。ワイングラスを持つときは脚を持ち、ボディーに触れないようにすると正しい色合いを見ることができます。
(4) 個人的なイメージを主張しないこと
ワインの試飲会には様々な理由を持つ方が訪れます。ソムリエの方、飲食店経営の方、愛好家の方、ワインを始めたばかりの方などたくさんです。まず、自分と相性の合うワインと出会えることは、人と出会うことと同じ感覚と思ってみましょう。個人的な印象やイメージ、価値観はその個人のものであって、すぐ隣にいる人とは違うかもしれない事を忘れないようにしましょう。自分が感動したワインを隣で低評価されたりしたら、自分は全然だめなのかな?と臆病になってしまい、楽しい出会いも台無しですね。
(5) 飲み会と混同しないようにしよう
アルコールが体内に回り始めると、私たちは楽しくなって声が大きくなりがちです。楽しい試飲会だと尚更盛り上がりたい気分になるでしょう。でもそこで一旦立ち止まって、そこは試飲会会場であることを思い出しましょう。試飲会には真剣にワインを選びに来ている方もいらっしゃいます。仕事であったり、勉強であったり様々です。その場の雰囲気を壊さないためにも、試飲会は飲み会ではなく、ワインと人と出会う会と覚えておきたいですね。
(6) 体調が万全であること
体調が優れない場合は、残念ですが次回の試飲会を楽しみにしましょう。味覚、嗅覚は特に体調状態に左右されやすく大変敏感です。新しい出会いは体調が万全な時がベストですから、是非次回の試飲会に予約をシフトしてください。ワインはドタキャンしてもちゃんと待っていてくれますよ。
(7) なるべく身軽で向かうこと
時々ショッピング帰りの大きな荷物を持っていらっしゃる方がいます。会場は荷物置き場がありますので荷物に関しては全く問題はありませんが、心配なのは皆さんの帰路です。気持ちよくアルコールが行き届いた身体は、大きな荷物を支えるのにちょっと頼りなくなっています。転倒などの心配もあるため、なるべく身軽でお越しください。
(8) 色の濃い服や過ごしやすい服で参加しましょう
試飲会でよく見られる光景で、ワインで洋服を汚してしまうことがあります。特に赤ワインやロゼワインにはタンニンが含まれており、洋服にかかるとまず取れません。なるべくシミになっても目立たない色の洋服で参加しましょう。
(1) ワインを試飲する時は無垢な気持ちになりましょう
試飲する時は自分の好きな葡萄品種だけでなく、今まで苦手だなと思っていた葡萄も是非トライしてみてください。ワインは産地や年代によって味に変化が見られるのが最大の楽しみです。例えばシャルドネなどは産地や気候によって味が全く異なるため、以前の印象が変わったりもします。今まで苦手と思っていた品種なのに、このワインはなんでこんなに好きなんだろう!というような新発見もワインの魅力ですよ。
(2) 時々水を飲むこと
試飲会では必ず水が提供されます。それは口を時々リフレッシュさせて、試飲の感度を鈍らせないようにするためです。直前に試飲したワインの余韻が口中に残っていると、次のワインと混ざってしまいます。
そして血中のアルコール濃度を下げるためにも、水を飲みながら試飲を楽しんでください。
そして血中のアルコール濃度を下げるためにも、水を飲みながら試飲を楽しんでください。
(3) 五感を意識してみよう
ワインを試飲するときは、五感を最大限に生かして、全身で楽しんでください。
「触覚」ワイングラスを手に取って、ぐるっと反時計回りに回します。
「視覚」色、透明度、輝きをしっかりと見てあげます。
「嗅覚」グラスから立ち登る豊かな香りを楽しみます。また口に含んだワインの香りが鼻に抜けるとどのような変化があるか感じてみましょう。
「味覚」ワインを口に含み、口の中に広がる味わいを楽しみます。酸味、甘味、苦味など様々です。
「聴覚」主催者からワインの説明をしっかり聞き、そのワインの出生を知りましょう。どのようにして生まれてきたかを知ると銘柄も覚えやすくなります。
「触覚」ワイングラスを手に取って、ぐるっと反時計回りに回します。
「視覚」色、透明度、輝きをしっかりと見てあげます。
「嗅覚」グラスから立ち登る豊かな香りを楽しみます。また口に含んだワインの香りが鼻に抜けるとどのような変化があるか感じてみましょう。
「味覚」ワインを口に含み、口の中に広がる味わいを楽しみます。酸味、甘味、苦味など様々です。
「聴覚」主催者からワインの説明をしっかり聞き、そのワインの出生を知りましょう。どのようにして生まれてきたかを知ると銘柄も覚えやすくなります。
(4) 不明なことは質問すること
なぜ産地によってこんなに味が違うの?なぜヴィンテージがそんなに大切なの?グラスはどんなものが良いの?など、ありとあらゆる質問をしてみましょう。そしてその質問を他の方と共有できることを是非楽しんでください。どんな質問でも大歓迎です。ワインワールドの疑問は底知れず、その質問が主催者側にも他の参加者の方にも、新発見に繋がったりするかも知れません。もし、主催者側がその場で答えられない場合、宿題として持ち帰らせてください。後日喜んで回答いたします。
試飲会を楽しく過ごすための心得 ーまとめー
・ワインの試飲会は、人と出会う時と同じ趣きで向かうこと。
・自分の試飲できる量を把握し、体調は万全で向かうこと。
・荷物は最小限にし、香りの強い物を身につけていかないこと。
・五感を意識し、ワインが伝えたがっている性格を知ろうとすること。
・ワインとの新しい出会いを楽しみ、先入観を持たないこと。
ワインの試飲会に参加する方は、色々な理由を持って訪れています。
新しい出会いはワクワクし興奮する物ですが、相手が人である場合は落ち着いた趣きで知り合いたいと思うものです。是非ワインとの出会いも同じ感覚を持ってほしいと思います。落ち着きを保ちつつ、その奥にある性格を謎解いてほしいと思います。
それにはある程度の心得を知っておくと、より楽しく過ごすことができます。
最後になりましたが、私からのお願い事です。
試飲会はアルコールを伴うイベントです。未成年者の方はワインが飲めるようになるまで今しばらくお待ちください。きっと、その時には素敵な出会いが待っています。
ワイン愛好家の方はフレンドリーな方が多く、年齢がお若く見えるお客様がたくさんいらっしゃいます。その際にはご年齢の確認をさせて頂くことがあります。その時は是非笑顔で教えていただけると嬉しいです。
現在お一人一席のカウンターをご用意しております。人数制限がございますので完全予約制となっております。入店の際に検温とアルコール消毒を行い、マスク着用をお願いいたします。主催者や店員と会話をする際にはマスクを着用して頂き、一定の距離を保っていただけると嬉しいです。
それでは、
Let's have a nice wine life!
Daniel
・自分の試飲できる量を把握し、体調は万全で向かうこと。
・荷物は最小限にし、香りの強い物を身につけていかないこと。
・五感を意識し、ワインが伝えたがっている性格を知ろうとすること。
・ワインとの新しい出会いを楽しみ、先入観を持たないこと。
ワインの試飲会に参加する方は、色々な理由を持って訪れています。
新しい出会いはワクワクし興奮する物ですが、相手が人である場合は落ち着いた趣きで知り合いたいと思うものです。是非ワインとの出会いも同じ感覚を持ってほしいと思います。落ち着きを保ちつつ、その奥にある性格を謎解いてほしいと思います。
それにはある程度の心得を知っておくと、より楽しく過ごすことができます。
最後になりましたが、私からのお願い事です。
試飲会はアルコールを伴うイベントです。未成年者の方はワインが飲めるようになるまで今しばらくお待ちください。きっと、その時には素敵な出会いが待っています。
ワイン愛好家の方はフレンドリーな方が多く、年齢がお若く見えるお客様がたくさんいらっしゃいます。その際にはご年齢の確認をさせて頂くことがあります。その時は是非笑顔で教えていただけると嬉しいです。
現在お一人一席のカウンターをご用意しております。人数制限がございますので完全予約制となっております。入店の際に検温とアルコール消毒を行い、マスク着用をお願いいたします。主催者や店員と会話をする際にはマスクを着用して頂き、一定の距離を保っていただけると嬉しいです。
それでは、
Let's have a nice wine life!
Daniel