ルーマニアワインに興味あるけど、どこから始めれば良いか分からない方のための選び方ガイド
目次
STEP 1: 何から始めれば良いか?
- 最初は国際品種から!
- 熟成ワインより、フレッシュワイン
- 最初に飲んで欲しい国際品種
STEP 2: 土着品種の新世界へ
- 土着品種の領域に踏み込む
- 飲んで欲しい土着品種
STEP 3: もう少し深く入り込む
- ブレンドを知る
- 飲んで欲しいブレンドワイン
STEP 4: 3,000円台という別世界
- 3,000円台はルーマニアのトップレベル
- 飲んで欲しい、3,000円台のワイン
STEP 5: ルーマニアの頂点を登る
- ルーマニアの高いワインって、どれぐらい高い?
- 飲んで欲しい、高級ワイン
STEP 1
何から始めれば良いか?
何から始めれば良いか?
最初は国際品種で我慢しよう
ワインを選ぶ際に、判断基準となる要素で最も分かりやすいものの一つが葡萄品種ではないでしょうか。今や世界各国のほとんどのワインのラベルに葡萄品種が明記されています。その中で有名な品種が、白ではシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、赤ではカベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールと言った品種があります。
いづれも国際品種と呼ばれており、ほとんどのワイン生産国で栽培されています。それはもちろん、ルーマニアも例外ではなく、多くの国際品種のワインが造られています。
しかし、多くのルーマニアワインの初心者が、珍しいものを求め、最初から土着品種を選び、ルーマニアで育った国際品種の素晴らしさに気が付かないこともあります。最初の段階で土着品種の魅惑に我慢し、国際品種から始めてみてはいかがでしょうか。
他の国で同じような品種を飲んだことがあれば、味わいのイメージは想像しやすいだけでなく、そのイメージと比較しながら飲んでいただければ、ルーマニアワインのポテンシャルを知っていただけると思います。
熟成ワインより、フレッシュワイン
そしてもう一つ重要なポイントは、最初はできるだけ若いワインを選んでいただく事です。若いワインというのは、生産年が新しいという意味です。ワインというのはどうしても熟成させた方が良いというようなイメージがあります。確かに、熟成ワインには複雑な要素やなんとも言えない素晴らしい深みが現れる場合もありますが、熟成すればするほど分かりにくい要素も出てきます。
ワインを熟成すると、フレッシュなワインに感じられる味わいや香りとは違うものも多く生まれるため、葡萄由来や産地由来のキャラクターが分かりにくくなります。ですので、初心者の方はまずフレッシュで飲みやすく、若いワインを選んでいただく事をおススメします。
若いワインから初めていただくと、ルーマニアのフルーティでフローラルな白ワインと果実味溢れる、香り豊富な赤ワインの自然さと誠実さに魅了されるでしょう。馴染みのある国際品種でも、新しい発見が十分にある事かと思います。
多くの種類のワインを目の前にして何を選べばいいか分からない場合は、まずは国際品種を選んでみてはいかがでしょうか。
ワインを選ぶ際に、判断基準となる要素で最も分かりやすいものの一つが葡萄品種ではないでしょうか。今や世界各国のほとんどのワインのラベルに葡萄品種が明記されています。その中で有名な品種が、白ではシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、赤ではカベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールと言った品種があります。
いづれも国際品種と呼ばれており、ほとんどのワイン生産国で栽培されています。それはもちろん、ルーマニアも例外ではなく、多くの国際品種のワインが造られています。
しかし、多くのルーマニアワインの初心者が、珍しいものを求め、最初から土着品種を選び、ルーマニアで育った国際品種の素晴らしさに気が付かないこともあります。最初の段階で土着品種の魅惑に我慢し、国際品種から始めてみてはいかがでしょうか。
他の国で同じような品種を飲んだことがあれば、味わいのイメージは想像しやすいだけでなく、そのイメージと比較しながら飲んでいただければ、ルーマニアワインのポテンシャルを知っていただけると思います。
熟成ワインより、フレッシュワイン
そしてもう一つ重要なポイントは、最初はできるだけ若いワインを選んでいただく事です。若いワインというのは、生産年が新しいという意味です。ワインというのはどうしても熟成させた方が良いというようなイメージがあります。確かに、熟成ワインには複雑な要素やなんとも言えない素晴らしい深みが現れる場合もありますが、熟成すればするほど分かりにくい要素も出てきます。
ワインを熟成すると、フレッシュなワインに感じられる味わいや香りとは違うものも多く生まれるため、葡萄由来や産地由来のキャラクターが分かりにくくなります。ですので、初心者の方はまずフレッシュで飲みやすく、若いワインを選んでいただく事をおススメします。
若いワインから初めていただくと、ルーマニアのフルーティでフローラルな白ワインと果実味溢れる、香り豊富な赤ワインの自然さと誠実さに魅了されるでしょう。馴染みのある国際品種でも、新しい発見が十分にある事かと思います。
多くの種類のワインを目の前にして何を選べばいいか分からない場合は、まずは国際品種を選んでみてはいかがでしょうか。
最初に飲んで欲しい
ルーマニアの国際品種
ルーマニアの国際品種
|
|
|
STEP 2
土着品種の新世界へ
土着品種の新世界へ
土着品種の領域に踏み込む
国際品種を試して、そのポテンシャルを確認できましたら、少し前に進んで、土着品種の領域に踏み込んで頂きたいですね。土着品種という言葉は、その土地で昔から栽培されており、その国を代表する葡萄品種という事です。他の国ではそこまで栽培されておらず、特徴的で個性あふれるワインが体験できるものになっています。
一見すると聞いたこともないような葡萄品種を選ぶことはなかなか難しいかもしれませんが、ダニエルのワインショップでは意味のある、魅力的な土着品種を選んでおります。
その土着品種のなかでも、最初に知って頂きたいのは、白ですとフェテアスカ・アルバとフェテアスカ・レガーラ、赤ですとフェテアスカ・ネアグラという品種です。
フェテアスカ・アルバは繊細で、エレガントな品種です。テロワールの影響を受けやすく、育った産地の特徴を良く表しますので、キャラクターはシャルドネ種と似ています。香りと味わいは繊細で、控えめですが、エレガンスとフィネスに優れている、素晴らしい葡萄品種です。フェテアスカ・アルバについてもっと知りたい方はこちらへ。
フェテアスカ・レガーラはルーマニアで最も栽培面積の広い葡萄品種です。フレッシュでフルーティ、ほのかにお花の香りがする上品な白ワインを生み出します。骨格がしっかりしており、様々な料理を素晴らしく支えてくれることが特徴です。フェテアスカ・レガーラについてもっと知りたい方はこちらへ。
フェテアスカ・ネアグラ はボリュームある果実味と、スパイシーな要素が感じられ、個性的で魅力あふれる品種です。ルーマニアの最もポテンシャルの高い黒葡萄で、国際的にも認められるようになり、注目を浴びています。フェテアスカ・ネアグラについてもっと知りたい方はこちらへ。
国際品種を試して、そのポテンシャルを確認できましたら、少し前に進んで、土着品種の領域に踏み込んで頂きたいですね。土着品種という言葉は、その土地で昔から栽培されており、その国を代表する葡萄品種という事です。他の国ではそこまで栽培されておらず、特徴的で個性あふれるワインが体験できるものになっています。
一見すると聞いたこともないような葡萄品種を選ぶことはなかなか難しいかもしれませんが、ダニエルのワインショップでは意味のある、魅力的な土着品種を選んでおります。
その土着品種のなかでも、最初に知って頂きたいのは、白ですとフェテアスカ・アルバとフェテアスカ・レガーラ、赤ですとフェテアスカ・ネアグラという品種です。
フェテアスカ・アルバは繊細で、エレガントな品種です。テロワールの影響を受けやすく、育った産地の特徴を良く表しますので、キャラクターはシャルドネ種と似ています。香りと味わいは繊細で、控えめですが、エレガンスとフィネスに優れている、素晴らしい葡萄品種です。フェテアスカ・アルバについてもっと知りたい方はこちらへ。
フェテアスカ・レガーラはルーマニアで最も栽培面積の広い葡萄品種です。フレッシュでフルーティ、ほのかにお花の香りがする上品な白ワインを生み出します。骨格がしっかりしており、様々な料理を素晴らしく支えてくれることが特徴です。フェテアスカ・レガーラについてもっと知りたい方はこちらへ。
フェテアスカ・ネアグラ はボリュームある果実味と、スパイシーな要素が感じられ、個性的で魅力あふれる品種です。ルーマニアの最もポテンシャルの高い黒葡萄で、国際的にも認められるようになり、注目を浴びています。フェテアスカ・ネアグラについてもっと知りたい方はこちらへ。
最初に飲んで欲しい
ルーマニアの土着品種
ルーマニアの土着品種
|
|
|
STEP 3
もう少し深く入り込む
もう少し深く入り込む
ブレンドを試す
一つの葡萄品種からできたワインは「単一ワイン」と言い、様々な葡萄品種を組み合わせて造られたワインは「ブレンドワイン」と言います。STEP 1 と STEP 2 でお勧めしたワインの全ては単一ワインです。STEP 3 では、ブレンドワインを試していただきたいですね。
ブレンドワインの最大のメリットは、葡萄品種を組み合わせる事により、単一では足りない要素を補い合いバランスを良くし、引き立て合い、飲み易くすることです。
それぞれの単一品種を試した上で、ブレンドワインを飲まれると、とても楽しい体験ができます。各品種それぞれの良いところを掛け合わせることで、ブレンドワインにしか出せないような絶妙な味と香りが生まれます。
単一ワインで品種の個性をある程度把握した後に、ブレンドワインと対峙してみると、今まで気がつかなかった、新しいワインの次元を楽しんで頂けます。国際品種同士のブレンド、土着品種動詞のブレンドはもちろん、国際+土着品種のブレンドもとても面白いです。
一つの葡萄品種からできたワインは「単一ワイン」と言い、様々な葡萄品種を組み合わせて造られたワインは「ブレンドワイン」と言います。STEP 1 と STEP 2 でお勧めしたワインの全ては単一ワインです。STEP 3 では、ブレンドワインを試していただきたいですね。
ブレンドワインの最大のメリットは、葡萄品種を組み合わせる事により、単一では足りない要素を補い合いバランスを良くし、引き立て合い、飲み易くすることです。
それぞれの単一品種を試した上で、ブレンドワインを飲まれると、とても楽しい体験ができます。各品種それぞれの良いところを掛け合わせることで、ブレンドワインにしか出せないような絶妙な味と香りが生まれます。
単一ワインで品種の個性をある程度把握した後に、ブレンドワインと対峙してみると、今まで気がつかなかった、新しいワインの次元を楽しんで頂けます。国際品種同士のブレンド、土着品種動詞のブレンドはもちろん、国際+土着品種のブレンドもとても面白いです。
最初に飲んで欲しい
ルーマニアのブレンド
ルーマニアのブレンド
|
|
|
STEP 4
3,000円台という別世界
3,000円台という別世界
3,000円台はルーマニアのトップレベル
10年から20年前までは、フランスの3,000円台ワインがとても魅力的でしたね。しかし、昔は3,000円台で買えた良質なフランスワインは世界的に有名となり、今は1万円を超えたりします。あの有名な神の雫でも取り上げられた「シャトー・ボイド・カントナック」というマルゴー村のワインもその一つの例です。フランスワイン以外でも、世界的に有名になったワインの価格が上昇しています。具体的な例として、オレゴン産のピノノワールやニュージーランドのソーヴィニヨンブランが挙げられます。
ルーマニアは世界TOP10に入る葡萄畑の面積を誇り、最高の品質のワインを生産しています。しかし、歴史的な背景と国内の膨大なワイン市場の吸収力により、世界的に有名にならなかったおかげで、価格がまだまだ安定しています。5,000円以上のルーマニアワインが、僅かの例外をのぞいて、ほとんど存在せず、3〜4千円台のワインのレベルがトップクラスです。
したがって、ルーマニアワインの3,000円台がまだまだ世界的に有名になってないことが最大の魅力だと考えております。ルーマニアの綺麗な自然環境、非常に厳しい法的な枠組みと情熱溢れる新世代のメーカーが素晴らしい3,000円台のスター的なワインをどんどん生み出しています。
10年から20年前までは、フランスの3,000円台ワインがとても魅力的でしたね。しかし、昔は3,000円台で買えた良質なフランスワインは世界的に有名となり、今は1万円を超えたりします。あの有名な神の雫でも取り上げられた「シャトー・ボイド・カントナック」というマルゴー村のワインもその一つの例です。フランスワイン以外でも、世界的に有名になったワインの価格が上昇しています。具体的な例として、オレゴン産のピノノワールやニュージーランドのソーヴィニヨンブランが挙げられます。
ルーマニアは世界TOP10に入る葡萄畑の面積を誇り、最高の品質のワインを生産しています。しかし、歴史的な背景と国内の膨大なワイン市場の吸収力により、世界的に有名にならなかったおかげで、価格がまだまだ安定しています。5,000円以上のルーマニアワインが、僅かの例外をのぞいて、ほとんど存在せず、3〜4千円台のワインのレベルがトップクラスです。
したがって、ルーマニアワインの3,000円台がまだまだ世界的に有名になってないことが最大の魅力だと考えております。ルーマニアの綺麗な自然環境、非常に厳しい法的な枠組みと情熱溢れる新世代のメーカーが素晴らしい3,000円台のスター的なワインをどんどん生み出しています。
おススメの3,000円台の
ルーマニアワイン
ルーマニアワイン
|
|
|
STEP 5
ルーマニアの頂点を登る
ルーマニアの頂点を登る
飲んで欲しい
ルーマニアの高級ワイン
ルーマニアの高級ワイン
2018年はトランシルヴァニア地方のジドヴェイワイナリーにとって素晴らしい年でした。30年ぶりの最高のヴィンテージだと言われています。気候に恵まれ、葡萄は完璧に近い状態で収穫でき [...]
詳細&ご注文はこちら |
凝縮した果実味とハリのある酸、豊富に含まれるタンニンが偉大なワインであることを実感させてくれます。樽熟成によって滑らかになった質感と溶け込んだ木樽の香りが心地よく、わずかに感じるハーブ [...]
詳細&ご注文はこちら |
限界まで熟度を高めたフェテアスカ・ネアグラから広大なスケール感のあるワインができました。スパイスの要素がふんだんに盛り込まれており、とろけるような甘さを感じる果実は他の品種では感じ [...]
詳細&ご注文はこちら |
まとめ
ルーマニアワインを飲み始めるなら、
これで、ルーマニアワインを飲まれたことのない方が、どこから始めれば良いかと、ルーマニアワインをどのように理解すれば良いか、少しでもお分かり頂けたでしょうか。
まだまだ珍しいルーマニアワインですが、試す価値はあると思います。
何から手をつけて良いのかわからない方はこれを機に上記のステップに沿って、ルーマニアワインを選んでみてはいかがでしょうか。今までのワインとは全く違った、新しい味わいを発見できたら、幸いです。
ここまで読んで頂き、心より感謝しております。不明点や質問等がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
- 国際品種から、土着品種へ。
- 単一から、ブレンドへ。
- フレッシュから、熟成タイプへ。
- 手頃から、高級なワインへ。
これで、ルーマニアワインを飲まれたことのない方が、どこから始めれば良いかと、ルーマニアワインをどのように理解すれば良いか、少しでもお分かり頂けたでしょうか。
まだまだ珍しいルーマニアワインですが、試す価値はあると思います。
何から手をつけて良いのかわからない方はこれを機に上記のステップに沿って、ルーマニアワインを選んでみてはいかがでしょうか。今までのワインとは全く違った、新しい味わいを発見できたら、幸いです。
ここまで読んで頂き、心より感謝しております。不明点や質問等がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。